なぜエネルギー補給に糖質を選ぶのか?

糖質は他の栄養素(脂質やタンパク質)と違い、唯一身体の中で貯蔵ができるエネルギーと言われている。

貯蔵場所としては、肝臓と筋肉の2つである。これらに蓄えられる際、糖質はグルコースという形からグリコーゲンへと変化する。

変化する事で、細胞内へかさばらずに収納する事ができる。

マラソンのような1時間を超える運動では、30~35kmの壁といわれるペースが落ちる現象が起こる。これらは体内のグリコーゲンの枯渇が関与しているとも考えられる。これらのパフォーマンスを向上させる打開策として、①運動前・中に糖質の摂取を行い、貯蔵量を増やす。②運動中のグリコーゲン使用量を減らす。という2パターンが挙げられる。

では、ここからが本題!!

なぜ糖質をエネルギー補給に選ぶのか?

理由は3つあります。

1つ目の理由は、摂取後すぐに莫大なエネルギーに変換されやすいからです。人間の身体はATPというエネルギーを発生させる物質により身体が動きます。

糖質は脂質やタンパク質に比べて、短時間でよりATPを作る事で、運動時に必要なエネルギー供給が間に合わせられるんです。

2つ目の理由は、糖質でないと力が出ないからです。ATPの作るためには、ミトコンドリアのクエン酸回路(TCA回路)を回す必要があります。これを回すには、解糖系(糖質が必要な運動強度)というから供給されるオキサロ酢酸が必要になります。脂質ではこれらが上手く回らず、エネルギーが発生しにくいのです。

3つ目の理由は、筋肉の収縮活動が持続出来なくなるからです。糖質は筋グリコーゲンという形で筋肉(細胞膜直下、筋原繊維間、筋原繊維内)に蓄えられます。筋原繊維内のグリコーゲンが減少すると、収縮時に必要なカルシウムイオンの放出をさまたげ、収縮活動が持続できない可能性がございます。

これらの観点から、エネルギー補給に糖質は最適なのです。

近年では、低糖質ブームにより糖質=悪と捉えられがちですが、結局はどの栄養素も摂り方が重要になります。

ぜひスポーツをされている方やダイエット中の方はご参考頂けたらと思います。

関連記事

  1. ランニングって痩せるの?

  2. マラソンやトライアスロン向けの上手な糖質の摂り方

  3. 足だけ痩せないホントの理由を教えます〜part2〜

  4. 反り腰にお悩みの方へ

  5. 猫背にお悩みの方へ

  6. 足だけ痩せないホントの理由を教えます〜part1〜