水分補給の目安量とおすすめ飲み物

7月から8月は猛暑が続いており、日中外で活動される方は暑さにやられている方も多いのではないでしょうか。

暑さにやられてしまうと、 熱中症や日射病などといった健康被害にも及びます。また、熱中症は直接脳が平常時よりも熱くなってしまう為、認知能力の低下などに繋がるとても危険な状態であります。

このようなことを引き起こさないようにするためにも、日中からこまめに水分補給を行うことが重要となります。

水分不足にならないためにも、水分補給の目安量や補給におすすめの飲み物を紹介いたします。

水の一日の摂取量の基準とは

一般的にこのような人間に必要な栄養などは厚生労働省などで決められた基準がありますが、水に関しては適正量は定められておりません。

ただ、パーソナルトレーナー目線で日中に必要な水分補給の摂取量をお伝えできればと思います。

水分は体の約60%以上を占めており、栄養素の運搬や体温調節、体のミネラルバランスを調整するなど重要な役割を担っています。

成人が一日で必要な量はおよそ2000ml~2500mlが一般的といわれております。水分が不足すると脱水症状を引き起こし、肌荒れや倦怠感、代謝の低下、ひどい場合には熱中症になってしまう可能性もあります。

一日に必要な水分摂取量(ml)

飲料水800~1300
食べ物に含まれる水1000
体内で生成される水200
合計2000~2500

一日に排泄される水分量(ml)

尿1000~1500
便100
汗や呼吸時900
合計2000~2500

猛暑時の水は一日どれくらい飲めば良いのか

実際の目安量は上記で記した通りでございます。ただ、運動時や猛暑などの影響を受ける場合は一概に上記のような結果にはなりません。
猛暑時には体温が上昇しやすいため、身体の体温低下を促していかないといけません。夏場になぜ汗を掻くかというと、身体の体温を下げる為に汗をダラダラと掻いて体温調整を行います。

そのため、体温が熱ければ暑いほど汗を掻くために水分補給が必要となります。

では実際にどのくらいの水分を飲むと良いか?

パーソナルトレーナーとして夏場は通常よりも1リットル近く多く飲んでも良いかと思います。皆様が感じている以上に汗による水分は失われております。
また、外での活動をメインに生活をされている方の場合には、1リットル以上に必要になるケースもありますので、喉が渇いてフラフラにならないように1〜2時間おきに水分補給は行っておきましょう。

水分補給におすすめの飲み物

経口補水液

経口補水液には、OS-1や浸透保水液などドラッグストアに販売しております。スーパーやコンビニには店舗によって販売されていない場合がございますので、急ぎで確実に購入したい場合には、ドラッグストアで購入されることをおすすめいたします。

お近くにドラッグストアがない場合や、人によっては味があまり好きでないから飲みにくい方もいるかと思います。そのような方には、以下のような飲み物もおすすめでございます。

ポカリスエット

ポカリスエットは大塚製薬から販売されており、自動販売機やコンビニなどどこでも購入しやすい商品でございます。また、経口補水液の味が苦手でなかなか水分補給が進まない場合にも有効と言えるでしょう。

また、甘いのが苦手であれば甘さを控えたポカリスエットもあるため、水分補給の気分に併せて選ぶこともできます。

水だけを選ばない理由

では、なぜ水ではなく『経口補水液』や『ポカリスエット』を選ぶかというと、水分を体内に取り込むためには、水以外にも「ナトリウム(塩分)」や「糖分」、「カリウム」や「マグネシウム」などミネルが必要になります。また、汗を掻いた際には、これらのミネラルが失われている状態でもあります。

そのため、水分だけではこれらの栄養素を確保することは難しく、水分補給時はこれらの経口補水液やポカリスエットなどの水分をお飲みいただくことをお勧めいたします。

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